発達障がいのある方に向いている就労移行支援おすすめ5選

顔は映っていないが、右手にスマホをもって左手で指さしている女性 サービス・事業所比較

「発達障がいがあっても、自分に合った職場で働き続けたい」――そう思っている方や、そのご家族から、就労移行支援について相談を受けることがよくあります。発達障がい(ASD・ADHD)のある方は、環境や業務内容が合わないと、いくら頑張っても長続きしないケースが少なくありません。だからこそ、「どこに通うか」の選択が、就職後の安定につながる大切な一歩です。

この記事では、発達障がいのある方に特に向いている就労移行支援を5つ厳選して紹介します。選び方のポイント、各事業所の特徴、利用するメリットを丁寧にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 発達障がいのある方が就労移行支援を選ぶときの3つのポイント
  • AI・IT特化を含むおすすめ就労移行支援5選の詳細比較
  • 就労移行支援を利用する具体的なメリット
  • 各事業所の特徴・対象エリア・向いている人

発達障がいのある方が就労移行支援を選ぶときのポイント3つ

就労移行支援事業所は全国に3,000か所以上あります。「どこでも同じ」ではなく、事業所によって対象者・訓練内容・支援の手厚さに大きな差があります。発達障がいのある方がミスマッチを避けるために、以下の3点を必ず確認してください。

ポイント①:発達障がいの支援実績があるか

就労移行支援の中には、身体障がいや精神障がいをメインとしている事業所も多くあります。発達障がい(ASD・ADHD)は、コミュニケーションの取り方や業務環境に対する配慮が必要なため、発達障がいの支援実績が豊富な事業所を選ぶことが重要です。見学の際には「発達障がいの方の在籍人数」「スタッフの研修内容」を必ず確認しましょう。

ポイント②:訓練内容が就職後に活かせるスキルかどうか

就労移行支援の訓練内容は事業所によって異なります。ビジネスマナーや軽作業中心の事業所もあれば、IT・AIスキルを本格的に学べる特化型の事業所もあります。発達障がいのある方は、興味・得意分野に集中できる環境で力を発揮しやすい傾向があります。「通うだけ」ではなく、就職後に直結するスキルを身につけられる場所を選びましょう。

ポイント③:就職後の定着支援があるか

発達障がいのある方が職場で長く働き続けるためには、「就職後のサポート」が非常に重要です。多くの就労移行支援では就職後6か月間の定着支援が義務付けられていますが、事業所によってその手厚さには差があります。「就職率」だけでなく「就職後1年・2年の定着率」も確認することを強くおすすめします。

白い机の上に置かれたタブレット

発達障がいのある方におすすめの就労移行支援5選

以下の5事業所を、発達障がいのある方への支援実績・訓練の質・定着サポートの観点から厳選しました。

① Neuro Dive(ニューロダイブ)★編集部イチ推し

Neuro Diveは、パーソルダイバーズ株式会社が運営するAI・データサイエンス特化型の就労移行支援です。「発達障がいのある方のポテンシャルをAI・データ分野で活かす」というコンセプトのもと、専門性の高い訓練プログラムを提供しています。

ASD(自閉スペクトラム症)やADHDのある方は、論理的思考・集中力・パターン認識といった特性がデータ分析やAI開発の業務と高い親和性を持つことが多くあります。Neuro Diveはその点に着目し、発達障がいのある方が最大限に力を発揮できる環境を整えています。

項目内容
運営会社パーソルダイバーズ株式会社
訓練内容AI・機械学習・データサイエンス・Python・統計分析
対象エリア東京・大阪・名古屋・福岡ほか(拡大中)
対象障がい発達障がい・精神障がいを中心に幅広く対応
就職実績大手・上場企業へのデータ職での就職実績多数
料金無料(障がい福祉サービス受給者証利用)

訓練内容はPythonプログラミング・機械学習・データ分析・統計の基礎から応用まで体系的にカバーしており、IT未経験の方でも段階的に学べるカリキュラムが組まれています。パーソルグループの転職支援との連携により、データサイエンティスト・AIエンジニアとして上場企業・大手企業に就職した実績が豊富です。

こんな方に特におすすめ:AI・データ分野に興味がある方、論理的・分析的な仕事が得意な方、PCスキルを活かして安定した正社員就職を目指したい方。

② ミラトレ

ミラトレは、パーソルチャレンジ株式会社が運営する就労移行支援で、全国に複数の拠点を展開しています。発達障がいの支援に特に力を入れており、「働くための基礎力を体系的に育てる」という方針のもと、バランスの取れた訓練プログラムが特徴です。

項目内容
運営会社パーソルチャレンジ株式会社
訓練内容ビジネスマナー・コミュニケーション・PCスキル・自己理解
対象エリア東京・神奈川・大阪・愛知など主要都市
対象障がい発達障がい・精神障がいを中心に対応
特徴発達障がいの特性に合わせた個別支援プログラム
料金無料(障がい福祉サービス受給者証利用)

ミラトレの強みは、発達障がいの特性(感覚過敏・コミュニケーションの困りごと・業務の優先順位付けが苦手など)に寄り添った個別支援にあります。スタッフ全員が発達障がいへの理解を深めた上で支援にあたっており、「職場で通用するコミュニケーション力と自己管理力を育てる」という実践的なプログラムが揃っています。

こんな方に特におすすめ:まず「働くための基礎」を丁寧に身につけたい方、発達障がいの特性に理解のあるスタッフと一緒に準備を進めたい方。

③ atGPジョブトレ IT・Web

atGPジョブトレ IT・Webは、障がい者専門転職エージェント「atGP」を運営するゼネラルパートナーズが提供する、IT・Web特化型の就労移行支援です。就労移行支援での訓練と、atGP転職エージェントとの連携による就職支援を一体で受けられる点が最大の強みです。

項目内容
運営会社株式会社ゼネラルパートナーズ
訓練内容HTML/CSS・JavaScript・Webデザイン・プログラミング基礎
対象エリア東京(秋葉原・新宿)・大阪
対象障がい発達障がい・精神障がい・身体障がい
特徴atGP転職エージェントとシームレスに連携した就職支援
料金無料(障がい福祉サービス受給者証利用)

訓練ではHTML/CSSやJavaScriptといったWeb制作スキルを実践的に習得でき、卒業後はatGPが保有する豊富なIT・Web系の障がい者求人に直結した就職活動が可能です。「スキルを身につける」と「仕事を探す」を同じ会社のサービスでカバーできるため、就職活動の効率が高い点が評価されています。

こんな方に特におすすめ:WebデザインやWeb制作に興味がある方、訓練と転職活動をスムーズにつなげたい方、首都圏・大阪在住の方。

④ リタリコワークス

リタリコワークスは、株式会社LITALICOが運営する全国最大規模の就労移行支援です。全国100拠点以上を展開し、これまで1万人以上の方の就職を支援してきた実績があります。発達障がいへの対応を早くから体系化しており、独自の支援プログラムと豊富なノウハウが強みです。

項目内容
運営会社株式会社LITALICO
訓練内容PCスキル・ビジネスマナー・コミュニケーション・作業訓練など多数
対象エリア全国(100拠点以上)
対象障がい発達障がい・精神障がい・身体障がい・知的障がい
特徴独自の発達障がい特化プログラム・全国最大規模の支援実績
料金無料(障がい福祉サービス受給者証利用)

リタリコワークス独自の「LITALICOワークスプログラム」は、発達障がいのある方が職場でつまずきやすいポイントを丁寧にカバーする内容になっています。「自己理解」「障がい特性の整理」「働く上での配慮事項の言語化」といったステップを通じて、就職先への正確なセルフ・アドボカシー(自己権利擁護)を身につけられます。全国最大規模ゆえに地方在住の方でも近くに拠点が見つかりやすい点も大きなメリットです。

こんな方に特におすすめ:地方在住で近くの事業所を探している方、発達障がいに特化した体系的なプログラムで準備したい方、多様な業種・職種への就職を検討している方。

⑤ Kaien(カイエン)

Kaienは、発達障がい専門の就労移行支援・就労定着支援を展開する事業所の草分け的存在です。2009年の設立以来、一貫して発達障がいのある方の就労支援に特化しており、業界内でも高い専門性で知られています。

項目内容
運営会社株式会社Kaien
訓練内容発達障がい特性に応じたオーダーメイドプログラム・自己理解・就労準備
対象エリア東京・神奈川・埼玉・大阪(主要拠点)
対象障がい発達障がい専門(ASD・ADHD・LD等)
特徴発達障がい専門の長年の実績・当事者ニーズに深く寄り添う支援
料金無料(障がい福祉サービス受給者証利用)

Kaienの最大の特徴は、「発達障がい専門」であることへの徹底したこだわりです。スタッフの多くが発達障がいへの専門的知識・支援スキルを持ち、ASD・ADHD・LDなど特性の違いに応じたきめ細かい個別支援が受けられます。就労定着支援にも力を入れており、就職後も長期にわたるフォローアップ体制が整っています。「発達障がいのことをきちんとわかってくれる人に支援してほしい」という方に特に向いています。

こんな方に特におすすめ:発達障がい専門のスタッフに支援してほしい方、ASD・ADHDの特性への深い理解を求めている方、東京・神奈川・埼玉・大阪在住の方。

発達障がいのある方が就労移行支援を利用するメリット

「就労移行支援に通う必要があるのか」と迷っている方のために、利用することで得られる具体的なメリットを整理します。

メリット① 自分の特性を正しく理解できる

発達障がいのある方が就職後に困難を感じる原因の一つは、「自分の特性をうまく言語化できていない」ことです。就労移行支援では、自己理解のプログラムを通じて、自分の得意・不得意・配慮してほしいことを整理できます。この「自己理解」が、就職先へのスムーズな申し送りと、職場での長期定着につながります。

メリット② 就職に直結するスキルを無料で習得できる

就労移行支援は、障がい福祉サービス受給者証があれば原則無料で利用できます(世帯収入によって一部負担あり)。AIやITなど専門性の高い訓練も費用なしで受けられるため、スキルアップのコストを抑えながら就職準備ができます。通常、同等の職業訓練スクールに通えば数十万円以上の費用がかかることを考えると、非常に大きなメリットです。

メリット③ 就職後の定着支援を受けられる

就労移行支援では、就職後6か月間の「就労定着支援」が原則セットになっています。職場でのトラブル・困りごとが生じたときに、支援員が間に入って調整してくれる仕組みがあるため、「せっかく就職できたのにすぐ辞めてしまう」という悪循環を断ち切りやすくなります。発達障がいのある方は環境変化への適応に時間がかかるケースが多いため、この定着支援は特に重要です。

メリット④ 同じ境遇の仲間とつながれる

就労移行支援の通所では、同じように就職を目指す仲間と交流できます。発達障がいの当事者同士でなければ分かち合えない悩みや工夫を共有できる環境は、精神的な安定にもつながります。孤独になりがちな就職活動期間を、仲間と一緒に乗り越えられる点は大きな支えになります。

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まとめ・比較表

発達障がい(ASD・ADHD)のある方に向いている就労移行支援5選を、以下の比較表にまとめます。選ぶ際は「訓練内容が自分の興味・強みと合っているか」「発達障がいへの理解が深いか」「通える距離にあるか」の3点を軸に検討してください。

事業所名特化分野対象エリア発達障がい対応こんな方に
Neuro DiveAI・データサイエンス東京・大阪・名古屋・福岡ほか◎ 発達障がい実績豊富AI・データ分野で働きたい方
ミラトレ就労基礎力全般主要都市◎ 特性別個別支援あり基礎からバランスよく学びたい方
atGPジョブトレ IT・WebIT・Webスキル東京・大阪○ 精神・発達障がい対応Web制作スキルを身につけたい方
リタリコワークス多職種・バランス型全国100拠点以上◎ 独自プログラムあり地方在住・幅広い職種を検討中の方
Kaien発達障がい専門東京・神奈川・埼玉・大阪◎ 発達障がい専門特化専門スタッフの深い理解を求める方

就労移行支援はどこに通っても同じではありません。自分の特性・興味・キャリアのゴールに合った事業所を選ぶことが、就職後の定着率を大きく左右します。まずは気になる事業所に見学・無料相談を申し込んで、実際の雰囲気を確かめてみることをおすすめします。

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