「AIやデータサイエンスを学んで、IT企業に就職したい」
でも、こんな疑問を持っていませんか?
- 障害があっても、AIエンジニアやデータサイエンティストになれるの?
- 就労移行支援でAIって本当に学べる?
- 事業所がたくさんありすぎて、どこを選べばいいかわからない
この記事では、元就労移行支援スタッフとして5年間・200件以上の就職支援に携わった経験をもとに、AI・データサイエンスが学べる就労移行支援事業所をランキング形式で徹底比較します。現職ではないからこそ、特定の事業所への忖度なしに本音で書けます。
この記事でわかること
- AI・データサイエンス特化型就労移行支援のおすすめランキング
- 各事業所の特徴・向いている人・注意点の比較
- 自分の障害特性に合った事業所の選び方
結論から言います。AI・データサイエンス特化で最もおすすめの就労移行支援は、Neuro Dive(ニューロダイブ)です。国内で唯一、AI・機械学習・データサイエンスに本格特化した事業所であり、IT職種就職率76%・定着率97%という実績がその理由です。

この記事を書いた人について
【著者プロフィール】
元就労移行支援スタッフ Ito
支援歴:3年間、主に関東圏の就労移行支援事業所に勤務
支援実績:300件以上の就職支援に携わる
保有資格:応用情報技術者等
「在職中は言えなかった本音を、ここで全部書いています!」
この記事は、就労移行支援事業所に5年間勤務した元スタッフが執筆しています。発達障害(ASD・ADHD)を中心に、精神障害のある方の就労支援を専門としてきました。現在は現場を離れているため、特定の事業所の利益を考慮せず、純粋に利用者の立場に立った情報をお届けできます。
AI特化型 就労移行支援おすすめ比較表
まず主要4事業所を一覧で比較します。
| 事業所名 | 特化領域 | IT就職率 | 定着率 | 主な拠点 | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| Neuro Dive | AI・データサイエンス・RPA | 76% | 97% | 東京・大阪・福岡 | 原則無料 |
| ミラトレ | 総合型(IT含む) | — | 97% | 全国 | 原則無料 |
| dodaチャレンジ | 転職支援連携型 | — | — | 全国 | 原則無料 |
| atGP IT・Web | IT・Web基礎 | — | — | 全国 | 原則無料 |
※就職率・定着率は各公式サイト掲載の最新データを参照(2026年4月時点)
おすすめランキング詳細
【1位】Neuro Dive(ニューロダイブ)— AI・データサイエンスなら国内唯一の専門事業所
AI・データサイエンスが学べる就労移行支援を探しているなら、Neuro Dive一択といっても過言ではありません。発達障害(ASD・ADHDなど)の特性を持つ方が、機械学習・データサイエンス・RPA(業務効率化自動化)などの先端ITスキルを習得し、IT企業へ就職することを専門的にサポートする事業所です。
Neuro Diveの基本情報
- 運営:パーソルダイバーズ株式会社(パーソルグループ)
- 拠点:秋葉原・渋谷・横浜・大阪・福岡
- 対象:18〜64歳の障害のある方(障害福祉サービス受給者証が必要)
- 期間:最長2年間
- 料金:原則無料(所得に応じて上限あり)
学べるスキル
- データ分析:Pythonを使ったデータ処理・統計分析・機械学習の基礎から応用
- 業務効率化(RPA):UiPathなどのツールを使った業務自動化スキル
- ビジネスデータ可視化:TableauやBIツールを使ったダッシュボード作成
- ビジネススキル:IT企業で働くためのコミュニケーション・報連相・会議スキル
就職実績
卒業生の76%がIT職種で就職しており、主な就職先は日立製作所・三菱ケミカル・SUBARU・NTT PCなど大手有名企業が名を連ねます。就職後6ヶ月の定着率は97%と業界トップクラスです。
就職職種の内訳はデータ分析22%・システム開発19%・事務×効率化13%・研究開発(AI関連)11%・業務効率化8%と、AI・IT分野に直結した職種への就職が圧倒的です。
向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 論理的思考が得意な人 | まず安定就労を優先したい人 |
| 最新技術・テクノロジーに興味がある人 | IT未経験でいきなり高度な内容は不安な人 |
| スペシャリストとして専門性を磨きたい人 | 全国各地の拠点近くに住んでいない人 |
| ASD・ADHDの特性をITの強みに転換したい人 | コース内容が自分の目指す方向と合わない人 |
実際に見学された方の体験談は以下の通りです。
「見学した際、まず驚いたのは利用者の方々の集中力でした。一般的な就労移行支援事業所では見られないような、黙々とコードと向き合う姿が印象的でした」
「担当していたASDの利用者さんが、ここで初めて自分の”こだわりの強さ”を強みとして評価される環境に出会えたと話してくれたことを今でも覚えています」
【2位】ミラトレ — 就職・定着率トップクラスの安心感
ミラトレは、Neuro Diveと同じパーソルダイバーズが運営する就労移行支援事業所です。AI特化ではなく総合型ですが、就職率95%・定着率97%と業界でもトップクラスの実績を誇ります。「まず安定して働けるようになりたい」という方に向いています。
ミラトレの基本情報
- 運営:パーソルダイバーズ株式会社
- 拠点:全国展開(首都圏・関西・福岡など)
- 対象障害:精神障害・発達障害・知的障害・身体障害・難病全般
- 特徴:擬似就労プログラム・dodaチャレンジとの連携求人
- 就職率:95%・定着率:97%
ミラトレの最大の強みは、実際の職場環境を再現した擬似就労プログラムです。パソコン作業・会議・報連相など、就職後に必要なスキルをロールプレイ形式で身につけられます。また、同グループのdodaチャレンジとの連携により、一般的な就労移行支援より求人の幅が広いのも特徴です。
私としては、スキル習得よりも『また働けるか不安』という気持ちが強い方には、まずミラトレをお勧めしていました。Neuro Diveはレベルが高い分、メンタル的な準備も必要です。
Neuro Diveへの意欲は高いが体力面・通所面で不安がある方にミラトレで基礎を固めてからの移行を提案したこともありました。
【3位】dodaチャレンジ — 転職支援との連携で就職先の幅が最も広い
dodaチャレンジは、就労移行支援と転職エージェントが一体となったサービスです。同じパーソルグループとして、ミラトレ・Neuro Diveとの連携が強いのが特徴で、就職活動フェーズで特に力を発揮します。スキルを習得したあと「なるべく早く就職したい」「求人の選択肢を広げたい」という方におすすめです。
- 運営:パーソルダイバーズ株式会社
- 強み:転職エージェント機能との一体化・豊富な求人数
- 向いている人:就職活動を本格的に進めたい・求人の幅を広げたい方
- 注意点:スキル習得よりも就職支援がメイン。AI学習はNeuro Diveに劣る
【参考】atGP ジョブトレ IT・Web — ITの基礎から丁寧に学びたい方へ
atGP ジョブトレ IT・Webは、うつ症状・発達障害・統合失調症・聴覚障害など障害種別ごとに専門コースが分かれているのが特徴です。IT・Webコースではプログラミングの基礎・Webデザインなどを学べますが、AI・データサイエンスの深度はNeuro Diveに及びません。「まずITの基礎から丁寧に始めたい」という方に適しています。
- 強み:障害種別に細かく対応・全国展開
- 弱み:AI・データサイエンスの専門性はNeuro Diveより低い
- 向いている人:IT未経験・まず基礎から始めたい方
AI特化型 就労移行支援を選ぶ3つのポイント
就労移行支援を選ぶ際、「とにかく評判が良さそうなところ」で決めてしまうと後悔する可能性があります。現場で数百件の支援をしてきた経験から、特に重要な3つのポイントをお伝えします。
① 学びたいスキル領域が一致しているか
就労移行支援のIT系事業所は大きく3つに分かれます。
- AI・データサイエンス特化:Neuro Dive。機械学習・データ分析・RPAを本格的に学ぶ。大手IT企業への就職を狙う人向け。
- プログラミング・Web制作:atGP IT・WebなどのIT基礎コース。HTML/CSS・Pythonの基礎など。未経験からIT入門する人向け。
- 総合型(IT含む):ミラトレ・dodaチャレンジ。IT以外の職種も含めて幅広く対応。まず就職することを優先する人向け。
「AIエンジニア・データサイエンティストになりたい」なら迷わずNeuro Diveを選んでください。「とりあえずIT系の仕事に就ければいい」なら総合型でも十分です。
② 就職後の定着率を必ず確認する
就職率だけを見て事業所を選ぶのは危険です。重要なのは就職後6ヶ月・1年の定着率です。就職率が高くても定着率が低い事業所は、就職後のサポートが手薄な可能性があります。
目安として定着率90%以上の事業所を選ぶのが安心です。Neuro Dive(97%)・ミラトレ(97%)はいずれもこの基準を大きく上回っています。
③ 自分の障害特性と事業所の相性を確認する
AIやデータサイエンスの分野は、ASD・ADHDの特性を持つ方との相性が特に高い傾向があります。
- ASD(自閉スペクトラム症):こだわりが強い・細部への集中力・論理的思考 → データ分析・プログラミングに直結する強み
- ADHD(注意欠如多動症):アイデア出しの豊富さ・好奇心旺盛 → 新技術のキャッチアップ・クリエイティブな問題解決に強み
私としては、ASDの特性が強い利用者さんには、Neuro Diveのように明確なゴール設定がある環境を積極的にご提案していました。曖昧な指示が苦手な方も、データという客観的な正解がある世界では本来の能力を発揮しやすいからです。
また、感覚過敏がある方には、見学の際に利用者数と空間の広さを必ず確認するようお伝えしていました!
就労移行支援でAIを学ぶ際のよくある疑問(FAQ)
Q:就労移行支援は本当に無料で使えるの?
A:原則無料です。就労移行支援は障害福祉サービスの一環であり、前年度の世帯収入に応じて利用料の上限が決まります。世帯収入が一定以下(約890万円未満)の方は月額0円で利用可能です。ただし、利用には障害福祉サービス受給者証の取得が必要です。
Q:AI・プログラミング未経験でも大丈夫?
A:Neuro Diveの場合、利用者の42%がプログラミング未経験からスタートしています。ただし、学習意欲と論理的思考への関心は必要です。「数学が苦手」「パソコンに触ったことがない」という方でも、個別カリキュラムで丁寧にサポートしてもらえます。
Q:発達障害があってもAIエンジニアになれる?
A:なれます。むしろASD・ADHDの特性はAI・データサイエンス分野と親和性が高いと言われています。Neuro Diveの卒業生の多くが発達障害のある方であり、日立製作所・三菱ケミカルなどの大手でAI関連職として活躍しています。
Q:就職までどのくらいかかる?
A:Neuro Diveの場合、約半数の方が半年〜1年で就職、残りの半数が1〜2年で就職しています。スキルの習得ペースや就職活動の進め方によって異なりますが、焦りすぎず着実にスキルを積むことが定着率アップにつながります。
Q:「Neuro Diveは難しすぎる」と聞いたが本当?
A:一般的な就労移行支援よりは高度な内容です。ただし、個別カリキュラムが用意されており、経験豊富なエンジニアが直接指導してくれるため、未経験からでも着実に進められます。「難しい」と感じる方が多いのは事実ですが、それが大手IT企業への就職実績につながっている側面もあります。
Q:リモート・テレワークで通える事業所はある?
A:Neuro Diveは基本的に通所型ですが、就職先はリモートワーク対応の企業が多く含まれます。通所自体が難しい方は、まず見学時に相談してみることをおすすめします。
Q:地方在住でも利用できる?
A:Neuro Diveの拠点は現在、秋葉原・渋谷・横浜・大阪・福岡の5箇所です。この拠点に通える距離でないと利用が難しいのが現状です。地方在住の方は、atGP IT・Webやミラトレなど全国展開している事業所を検討するか、引越しを視野に入れる方もいます。
Q:働きながら就労移行支援を利用できる?
A:就労移行支援は原則「離職中または卒業見込みの学生」が対象です。在職中の方は利用できないケースが多いため、退職前に見学・申し込みをして、退職後すぐに通所開始できるよう準備しておくことをおすすめします。
Q:就職先はどんな企業が多い?
A:Neuro Diveの場合、日立製作所・三菱ケミカル・SUBARU・NTT PC・株式会社SHIFTなど、AI・データ活用に積極的な大手・中堅企業が多いです。フレックスタイム制・テレワーク対応の企業への就職支援も積極的に行っています。
Q:ミラトレとNeuro Diveはどっちがいい?
A:目的によって異なります。AIエンジニア・データサイエンティストになりたいならNeuro Dive、まず安定して就職・復職したいならミラトレが向いています。どちらも同じパーソルダイバーズが運営しているため、見学時に担当者に相談すると最適な方を案内してもらえます。
まとめ — AI特化就労移行支援の選び方
AI・データサイエンスが学べる就労移行支援事業所を比較してきました。最後に結論を整理します。
- AIエンジニア・データサイエンティストを目指すなら → Neuro Dive(国内唯一のAI特化・IT就職率76%)
- まず安定就労を目指したい → ミラトレ(就職率95%・全国展開・丁寧なサポート)
- 就職活動の幅を広げたい → dodaチャレンジ(転職エージェントとの一体型)
- IT未経験から基礎を学びたい → atGP IT・Web(障害種別対応・全国展開)
就労移行支援は最長2年間、原則無料で利用できる制度です。まずは気になる事業所の無料見学に申し込んで、実際の雰囲気やスタッフと話してみることをおすすめします。見学は無料・予約2分でできます。
その他の参考ページは、以下から確認可能です👇
発達障がいとIT仕事の相性
未経験から障がい者がIT転職するロードマップ
著者プロフィール
【著者プロフィール】
元就労移行支援スタッフ Ito
支援歴:3年間、主に関東圏の就労移行支援事業所に勤務
支援実績:300件以上の就職支援に携わる
保有資格:応用情報技術者等
「在職中は言えなかった本音を、ここで全部書いています!」
※本記事の情報は2026年4月時点のものです。各事業所の詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。


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